この一本で、150個リンゴの濃縮エキスや高麗人参エキス、らくさんなどを配合し、水溶性食物繊維が豊富で、腸内の善玉菌を増やして悪玉菌を減らし、腸内環境の改善や整腸作用の促進により、免疫力が向上する。
康之源KONOGEN
アサヒビール株式会社R&D本部みらい技術研究所と弘前大学医学部の共同研究により、経口摂取したりんごポリフェノールには抗がん作用があることが確認されています。さらに、りんごポリフェノールに多く含まれる「プロシアニジン」という成分には抗腫瘍作用があると判明しました。このことから、りんごポリフェノールのさらなる応用が期待されています。また、りんごの食物繊維である「アップルペクチン」に注目し、放射性物質の除去やがん予防について研究した報告もあります。富山医科薬科大学の名誉教授である田澤博士による著書(「りんごの力(ダイヤモンド社)」)の中では、チェルノブイリの原発事故により被曝した子供を対象として行った調査が紹介されています。これはベラルーシのシルバースプリングスに住む子ども615人を対象に行った調査。21日間アップルペクチンを服用してもらい、その前後のセシウム137の集積量を調べたものです。アップルペクチンを服用した子どもの減少率は63.6%ですが、服用してない子どもは13.9%にとどまっています。驚くべき差です。アップルペクチンが体内汚染を除去すること、それもかなり効率がよいことを、この実験は物語っています。」(同著)そしてそのメカニズムについて、「ペクチンは消化管の中にある放射性物質を吸着して、自分が便として出される時に、これを一緒に運び出しているのです。
また、田澤博士はアップルペクチンが抗がん作用を持つという内容の研究を発表しています。
博士が行ったのは、60匹のラットを3つのグループに分けて行った実験です。1つ目のグループにはアップルペクチンが入っていない基礎食、2つ目のグループにはアップルペクチンを10%混入したエサ、そして3つ目のグループにはアップルペクチンを20%混ぜたエサを与えています。さらに、全てのラットに発ガンを促す物質を投与し、観察を行いました。基礎食を与えたラットの発ガン率は100%、10%ペクチン投与群は70%、20%ペクチン投与群は45%。アップルペクチンを多く与えた群が発ガン率が低いことがわかりました。また、これを裏づける為、腫瘍や炎症のバロメーターとなるプロスタグランジンE2を測定したところ、ペクチン投与群は非投与群に比べて1/4という結果でした。つまりアップルペクチンは、腫瘍や炎症を引き起こす腸内腐敗菌を抑制する(静菌作用)ことがわかったのです。
アップルペクチンに関する「対放射線作用」と「抗がん作用」については、「腸の働き」が重要であるとされています。
アップルペクチンを摂取することにより腸内の働きを改善して便を排出。腸内細菌のバランスを改善することによって自己免疫力が強化されたため、上記のような結果が得られたと考えられています。